低温条件における苗立ち性の検定と遺伝的解析

課題名 低温条件における苗立ち性の検定と遺伝的解析
研究機関名 北海道立上川農業試験場
研究分担 水稲科
研究期間 新H20~24
年度 2008
摘要  北海道におけるイネの直播栽培用品種育成においては、低温下における安定した苗立ち性の付与が重要な育種目標となっている。本研究では、低温苗立ち性に優れるItalica LivornoおよびArroz Da Terraを材料に用いて、苗立ち性に関するQTL解析を行いDNAマーカーの開発を試みる。また、表現型のみを指標とした選抜と戻し交雑を並行して行い、得られたQTLについての効果の確認、さらに異なる遺伝背景下における効果についても検討を行い、低温苗立ちに関する育種素材の早期開発を目指す。1)QTL解析によるマーカー開発:(1)はやまさり/Italica Livorno、ほしのゆめ/Arroz Da Terraいずれの交配後代においても土中出芽率および苗立ち率は両親間の連続的変異であった。 (2)QTL解析の結果、ほしのゆめ/Arroz Da Terraの組合せで、苗立ち率に関するQTL領域が3箇所、土中出芽に関するQTL領域が4箇所確認された。はやまさり/Italica Livornoでは1箇所のQTL領域が確認された。qSES11については催芽無の苗立ち率がほしのゆめ型が12.6%であるのに対してArroz Da Terra 型は21.1%であった。qSES2については同じく催芽無の苗立ち率ではやまさり型が25.2% 、Italica Livorno型が30.9%であった。2)表現型選抜:ほしのゆめとItalica LivornoおよびArroz Da Terra間の各組み合わせに由来するBC1F2系統の苗立ち検定より、達観調査から苗立ちの良好な各9、11系統を選抜し、その中から出穂時期が極端に遅れず、交配が可能であった3系統と5系についてそれぞれほしまるによる交雑を行った。また、QTL解析供試材料についても苗立ち良好な系統についてほしまるとの交配を行った。、
カテゴリ 育種 直播栽培 DNAマーカー 品種

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