高ケルセチンたまねぎ有望系統の有効利用法の開発、

課題名 高ケルセチンたまねぎ有望系統の有効利用法の開発、
研究機関名 北海道立北見農業試験場
研究分担 畑作園芸科
研究期間 完H19~20
年度 2008
摘要 目的: 「北見48号」を用い、外皮中にも農薬が残留しないクリーンな安定生産技術を確立する。さらに、外皮に含まれる高濃度のケルセチンを始めとしたフラボノイド類を効率的に抽出・精製する技術を開発するとともに、可食部の加工適性および商品的価値を検証することで、加工・業務用たまねぎの需要拡大に向けた技術開発を行う。、成果:、 (a) 場内の品種比較試験(灰色低地土)の「北見48号」の収量は、「スーパー北もみじ」(対照)と同等であった。しかし、たまねぎ作付け一年目となる火山性土圃場では「北見48号」の球肥大は劣った。、 (b) 低地土圃場で播種日と移植日を異にした4作型で比較した結果、処理の違いによる収量差は比較的小さかった。抽台や青立は全試験区に発生しなかった。火山性土では、収量では「3月10日播種、5月14日移植区」がやや優った。早期播種作型に相当する「2月20日、4月28日移植区」で0.2%の抽台が発生した。、 (c) 施肥窒素量12.5~15kg/10aの間で生育は良好であったが、30kg/10aでは生育量が低下する傾向にあった。抽台は全試験区に認められなかった。、 (d) 栽培中に散布した除草剤、殺虫剤成分は外皮サンプルから検出されなかった。残留が確認されたのは、8月8日以降に散布した殺菌剤の3成分であった。、 (e)たまねぎ品種のケルセチン含量を比較した結果、可食部及び外皮ともに品種間差が認められ、とくに外皮については、「北見48号」の含量が極めて高かった。メタノールを使う従来のケルセチン測定法に比較して、エタノール抽出を検討した。、、
カテゴリ 病害虫 加工 加工適性 くり 需要拡大 除草剤 施肥 たまねぎ 農薬 播種 品種

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