| 課題名 |
粗飼料汚染マイコトキシンの家畜への影響評価および低減化技術の開発 |
| 研究機関名 |
北海道立畜産試験場
|
| 研究分担 |
基盤研究部病態生理科
|
| 研究期間 |
平成18年~22年 |
| 年度 |
2008 |
| 摘要 |
目的:、 デオキシニバレノール(DON)やゼアラレノン(ZEN)などのフザリウム属マイコトキシンが乳牛の生産阻害や乳汁への移行に及ぼす影響を明らかにし、第一胃液や尿など生体試料からマイコトキシンの影響を評価する方法を開発する。、成績:、(1)患畜はホルスタイン種雌17カ月齢で、配合飼料、乾草およびトウモロコシサイレージを給与され、乳房4分房が腫脹し、白色漿液性の乳汁を分泌していた。ゼアラレノンは配合飼料と乾草から検出されなかった。トウモロコシサイレージから0.5ppmのゼアラレノンを検出したが、低濃度であり、ゼアラレノンと症状との関連を明らかにできなかった。、(2)ゼアラレノンは遊離型および抱合型ともに、血漿中で投与2時間後に検出されなくなった。また、遊離型ゼアラレノンは随時尿中に投与後24時間までに検出されなかった。しかし、抱合型ゼアラレノンは投与後の最初の排尿で362および1565(ng/ml)と最高値を検出し、その後24時間まで低値で検出された。生体試料による診断法が未確立であるゼアラレノンについて、尿中の抱合型ゼアラレノンを検出することによるゼアラレノン摂取状況の把握が期待された。、(3)胆汁中では、遊離型ゼアラレノンが一頭に44(ng/ml)を検出したが、残りの一頭で未検出であった。一方、抱合型ゼアラレノンはそれぞれ1878および506(ng/ml)と高値であった。ゼアラレノンの腸管循環による体内動態が考えられた。
|
| カテゴリ |
トウモロコシサイレージ
乳牛
|