課題名 |
25 難防除病害虫に対する環境にやさしい被害軽減・防除技術、 (1)転炉スラグを用いた土壌酸性改良による野菜類土壌病害の被害軽減技術 |
研究機関名 |
青森県農林総合研究センター
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研究分担 |
病害虫防除室
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研究期間 |
継H20~22 |
年度 |
2008 |
摘要 |
目的:野菜類土壌病害に対しは、転炉スラグによる土壌酸性改良を中心とした土づくりの視点から、農薬を使用しない被害軽減技術を実証・検討する。また、ホタテ貝殻粉末のバイオマス資源としての付加価値を高めるために、アブラナ科野菜根こぶ病に対する施用効果・活用法を明らかにする。、結果:転炉スラグ施用による改良深を30cmとしたところ、pHは7.4~8.0に維持され、ブロッコリーの収量は薬剤施用区に優ったが、根こぶ病の発病程度は高かったことから、育苗土の酸度改良も必要と考えられた。フザリウム属菌による病害に対する転炉スラグの施用効果は、土壌pHを高めたポット試験では、メロンつる割病、イチゴ萎黄病、ネギ萎凋病、ホウレンソウ萎凋病、ニンジン乾腐病に対する発病(感染)抑制効果が高かった。ホタテ貝殻粉末(3種類)の中では、焼成されてある「陸奥海粉」が少ない施用量でpHを上げやすく、育苗土施用に適していた。また、同程度の酸度改良pHであっても、てんろ石灰より陸奥海粉の方が根こぶ病の抑制効果が高かった。
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カテゴリ |
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