課題名 | (3)斑点米カメムシの水田内分布と斑点米(場内) |
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研究機関名 |
青森県農林総合研究センター |
研究分担 |
病害虫防除室 |
研究期間 | 完H18~H20 |
年度 | 2008 |
摘要 | 目的:斑点米カメムシの主要種であるアカヒゲホソミドリカスミカメの合成性フェロモンが最近開発され、まもなく実用化されるため、水田周辺のアカヒゲホソミドリカスミカメ生息密度に隔たりのある圃場で、水田内のカメムシ分布及び斑点米発生率に隔たりが生ずるかどうかを明らかにするとともに、性フェロモントラップで水田内の成虫密度を正しく捉えることができるかについて検討する。、結果:アカヒゲホソミドリカスミカメによる斑点米を9圃場で、それぞれ等間隔に450~1440穂を採取し、穂毎に斑点米数を調査し、9圃場の平均斑点米数-分散関係から、斑点米率0.1%圃場で相対精度0.25を確保するために必要なサンプル数は408穂であった。また、0.1%圃場で30、100、200、300、600穂をサンプリングした場合、誤差範囲はそれぞれ0~0.28、0~0.20、0.03~0.17、0.04~0.16、0.06~0.14%と推定され、実際に斑点米率0.1%となった圃場で各穂数をサンプリングした結果と概ね一致した。 |
カテゴリ | カメムシ 水田 性フェロモン 斑点米 斑点米カメムシ |