水稲種子の温湯消毒による発芽率への影響

課題名 水稲種子の温湯消毒による発芽率への影響
研究機関名 宮城県古川農業試験場
研究分担 水田利用部
研究期間 完H18~20
年度 2008
摘要 目的:品種や温湯消毒の処理条件によって、水稲種子の発芽率にどの程度の影響があるかを再整理し、適正条件を設定する。水稲種子の備蓄状況(保存環境等)による発芽率に与える影響を調査し,適正な備蓄環境条件を明らかにする。、成果:当年産種子において,温湯浸漬60℃10分では「ヒメノモチ」「みやこがねもち」で,63℃5分では「ヒメノモチ」で発芽率が90%を下回る危険性が高い。備蓄後において,「ヒメノモチ」「蔵の華」は,温湯浸漬なしでも発芽率が低下する危険性が高い。標温備蓄(10℃・湿度80%)後の温湯浸漬により発芽率が低下する危険性が高い品種は,「みやこがねもち」「美山錦」「トヨニシキ」「たきたて」「もちむすめ」であり,60℃10分でより危険性が高い。、 低温備蓄(6℃・湿度65%)後の温湯浸漬60℃10分では「蔵の華」「美山錦」「みやこがねもち」で,63℃5分では「みやこがねもち」で発芽率低下の危険性が高い。、 種子を1年程度備蓄する場合,一般うるち品種では,標温(10℃・湿度80%)条件で実用上問題ないが,もち品種・酒米・低アミロース米・「トヨニシキ」は低温(6℃・湿度65%)条件の方が望ましい。また,これらの品種について,備蓄種子を使用する場合は,温湯浸漬は行わない方がよい。
カテゴリ 温湯消毒 酒造好適米 水稲 品種

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