県産米における品質低下要因の解明と品質向上技術の確立

課題名 県産米における品質低下要因の解明と品質向上技術の確立
研究機関名 宮城県古川農業試験場
研究分担 水田利用部
研究期間 継H19~21
年度 2008
摘要 目的:現地における水稲の耕種概要や品質と気象条件の関係を解析し,品質低下に与える影響を明らかにするとともに,現地及び場内で対策試験を実施し,品質を向上させる栽培法等を確立する。、成果:移植方法による品質への影響では、移植時期が遅い方が,有効茎歩合及び出穂後の葉緑素計値はやや高くなった。また,同時期の移植では栽植密度を低く,植付本数を少なくすると,有効茎歩合及び登熟期の葉緑素計値は向上した。移植方法別の白未熟粒は,栽植密度が低く,植付本数が少ない方が少ない傾向にあった。m2あたり総籾数と白未熟粒の発生には明確な傾向は見られなかった。、高温,遮光による品質への影響では、高温区は,日照不足と高温による厳しい環境条件により,乳白粒は60%近くなっており,移植方法による差は見られなかった。遮光区では栽植密度が低く,植付本数が少ない区で乳白粒の発生が少なくなった。高温時の収量は,栽植密度が低い方が高くなる傾向にあった。
カテゴリ 水稲

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