課題名 | イネいもち病の地域リスク評価に基づく環境保全型防除導入の実証試験 |
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研究機関名 |
宮城県古川農業試験場 |
研究分担 |
作物保護部 |
研究期間 | 完H16~20 |
年度 | 2008 |
摘要 | 目的:いもち病の防除について,地域やほ場及び農家等のリスクを考慮し,地域や栽培条件,栽培組織に即した慣行防除体系を構築する。、成果:早期発生ほ場や多発ほ場の要因として,気象的要因や地域・組織的要因、人為的要因などがあり,気象的要因による多発地域では現行の防除体系強化の見直しが必要であり,地域・組織的要因による多発地域では地域的な栽培指導委が必要である。また,地域において個人のほ場のみ多発している場合は,個人指導とともに地域的には防除体系の見直しも示唆された。地域全体の発生状況を把握したうえで地域やほ場および農家等のリスクを考慮し,さらに,地域や栽培条件,栽培組織に即した慣行防除体系が構築された。地域ごとの防除体系の強化あるいは防除回数削減案を具体的に示すことが可能となった。 |
カテゴリ | いもち病 栽培条件 防除 |