課題名 |
野菜・花き新品種育成効率化のための支援技術の開発 |
研究機関名 |
福島県農業総合センター
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研究分担 |
作物園芸部
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研究期間 |
継H18~H22 |
年度 |
2008 |
摘要 |
目的:バイオテクノロジー技術を利用した、優良品種の育成を効率化させる支援技術を開発する。、成果:(1)昨年度作製したLAMP法用の性判別マーカープライマーセットを用いて、簡易抽出法の検証を行った。簡易抽出法では、夾雑物の混入により、誤判別が起きやすくなる事が明らかとなった。(2)アスパラガス超雄株を従来より2年以上早く検索する手法を確立した。東北大学大学院より情報提供された塩基配列を基に設計したプライマーでリアルタイムPCRを行うことにより、播種後1ヶ月の幼苗で雄株と超雄株とを区別することが可能になった。(3)リンドウの越冬芽形成の有無にかかる体内成分の比較に適した培養個体を得るための培地成分を検討した。この結果、アンシミドールを2mg/L添加した培地で新芽形成が比較的斉一であった。また、細胞分裂の指標となる既報の遺伝子と相同な領域をリンドウゲノム中で8つ見いだした。これらの領域でリアルタイムPCR用のプライマーを設計し、発現量の解析が可能になった。
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カテゴリ |
アスパラガス
新品種育成
播種
品種
りんどう
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