コンニャクの省力・低コスト生産技術の確立

課題名 コンニャクの省力・低コスト生産技術の確立
研究機関名 福島県農業総合センター
研究分担 作物園芸部
研究期間 完H18~H20
年度 2008
摘要 目的:大型機械による作業体系を作り、また、大型機械導入可能な経営規模等を提示する。、成果:(1)乗用型機械による栽培確立試験:コンニャク栽培において乗用型機械を用いた場合の作業能力を検討したところ、乗用型植付機を用いた場合の植付作業時間は、球茎では歩行型植付機の85%、棒状生子では手植えの61%、乗用型掘取機による掘取作業時間は、歩行型掘取機の44%と試算された。また、乗用型機械は2条同時作業となるため、これに適した栽植様式を検討したところ、収量は1年生では任意の条間でよく、2年生では条間を広くとる方が高かった。(2)省力化栽培技術の確立:更なる省力技術として無培土・無追肥栽培体系について検討したところ、無培土栽培では植付時の覆土量の確保が必要であり、ある程度の深植が可能であること、専用配合肥料等の緩効性肥料による全量基肥が可能であること、大麦被覆栽培を行う場合にはコンニャク植付直後に大麦を畦間条播し、減収を回避するため基肥を25%以上増施する必要があること、コンニャク出芽前に適応除草剤を散布することで、開葉期までの雑草発生を一定程度抑制できることを明らかにした。(3)大型機械導入モデルの作成:乗用型植付機と掘取機を導入する際の栽培規模は4.7~5.9haと試算した。
カテゴリ 肥料 病害虫 大麦 経営管理 こんにゃく 栽培技術 栽培体系 雑草 省力化 除草剤 低コスト

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