畜産型土地利用技術の確立

• 研究機関名: 福島県農業総合センター
• 研究期間: 完H16～H20
• 年度: 2008
• 摘要: 目的：和牛繁殖経営において、地域の遊休農地を対象とし、低コストで粗放的、簡易な畜産利用を目的とした土地利用管理技術を確立する。、成果：和牛繁殖経営における低コストで粗放的な土地利用管理技術を確立するため、地域の 遊休農地を対象とし、これまで開発してきた土地管理利用技術の実証を行った。耕作放棄地となっている桑園（遊休農地）を取り上げ、これまで開発してきた技術のうち、荒廃した桑園の桑樹剥皮技術及び土粒シードペレットの利用による牧草導入、春から秋までの放牧利用技術の実証を行なった。その結果、桑樹の枯木化が進行し、土粒シードペレット法の活用により、牧草の定着が図られた。実面積30aの桑園放牧地利用し、5月中旬から10月中旬まで断続的な完全昼夜放牧を行った結果、牧養力は833CD/haと算出され、飼料費削減効果も172,010円となり、低コスト生産技術として当該技術の有効性が確認できた。（※CD：カウディ）、
• カテゴリ: 管理技術 桑 経営管理 低コスト 繁殖性改善