担い手の支援のための水田管理技術の研究開発 2)麦の省力・安定生産技術の確立 (1)耕うん同時畝立て播種による安定生産技術の確立

課題名 担い手の支援のための水田管理技術の研究開発 2)麦の省力・安定生産技術の確立 (1)耕うん同時畝立て播種による安定生産技術の確立
研究機関名 石川県農業総合研究センター
研究分担 作物栽培G
研究期間 新H20~
年度 2008
摘要 目的:排水不良な粘質土壌の圃場においては、現行の平畝播種では湿害により苗立ち不良や生育不足となることが、減収の要因となる。そこで、省力的に湿害を回避できる耕うん畝立て同時播種の効果を検討する。、成果:耕うん畝立て同時播種を行った試験区の砕土率は、正転ロータリー耕を2回行っている対照区より低かったものの、目標とする60%に近い値となった。苗立ち率は、対照区の77%とに対し、試験区では91%と良好であった。また、冬季~消雪期頃の土壌水分は試験区が対照区に比べ低く推移した。茎数は、対照区に比べ試験区の方が多く推移し、穂数も多くなった。これは、播種量の違いが影響したと見られるが、冬季の湿害が対照区に比べ軽減されたことも要因と考えられる。試験区では対照区に比べ穂数が多かったことから、精子実重は試験区が対照区を7%上回った。試験区では、播種された種子の一部が畝の肩に落とされ、その部分が崩れたことで、部分的に倒伏が見られた。以上の結果、耕うん畝立て同時播種は、土壌水分が低くなり湿害が回避されると考えられ、苗立ち率向上や生育の改善に有効である。
カテゴリ 管理技術 湿害 水田 播種

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