課題名 | 野菜・花きに関する素材開発研究、花きの高位安定栽培技術、(3)花きの高位安定栽培技術 |
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研究機関名 |
長野県南信農業試験場 |
研究分担 |
栽培部 |
研究期間 | 継H20~24 |
年度 | 2008 |
摘要 | 目的:露地または雨よけ施設で生産が可能で本県の気象条件に適した品目の選定及び栽培技術の確立を図る。新品種の特性を把握し品種選択の基礎資料とする。また収量及び品質向上のための適正茎葉管理方法を検討する。LEDを用いてオオタバコガの被害低減効果とLEDの終夜照明が品質に及ぼす影響を検討する。さらにヒペリカムの出荷集中を避け労力分散と価格安定可能な出荷技術を確立する。露地栽培可能な宿根草・花木の有望新品目を検索し、畦畔管理作業の省力化と景観性の向上を目的とした各品目の特性を把握、栽培技術の確立を図る。成果:シンフォリカルポスに対してウニコナゾールPの12.5倍液を20日間隔・3回茎葉散布で、5号鉢の鉢物化が可能であった。シンフォリカルポスは当年鉢物化できたが他品目は2年以上の養成期間が必要。平成19年導入の「パスカル」、「KC-153」等の品種で切り花収量や品質が優れ有望。弱小茎を早期に除く茎葉管理を行うことで切り花本数や品質が向上した。改植した場合、減収品種が多かったが品質は各品種で向上した。また、LED(レピガード)でオオタバコガの産卵数の軽減効果は確認できた。完全抑制はできなかったが、LED照度を調節し開花時期や品質の調節、露心花の軽減が可能と考えられた。「マジカルキッス」に対し芽整理を行い、8月以降電照を行うことで7月下旬、10月上旬切り枝が得られ、2度切りの方法として有効と考えられた。 ユーフォルビア「デクスター」、アルストロメリア「コトパクシー」、サワフタギ、コバノガマズミ等が有望。キャットミントは景観性に優れ雑草抑制効果も高いが、害虫ではアザミウマ類、病害ではリゾクトニアによる枝枯れの発生が見られた。 |
カテゴリ | 病害虫 アルストロメリア 安定栽培技術 改植 害虫 がまずみ 畦畔管理 栽培技術 雑草 出荷調整 省力化 新品種 シンフォリカルポス ヒペリカム 品種 |