課題名 |
水稲の新品種育成 |
研究機関名 |
岐阜県農業技術センター
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研究分担 |
作物部
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研究期間 |
新20~24 |
年度 |
2008 |
摘要 |
目的:高温登熟性に優れた品種を育成して気温上昇に起因する米の品質低下を改善する。同時に本県の主要施策である「ぎふクリーン農業」を推進するために、稲縞葉枯病抵抗性を持たせることにより、減農薬栽培を可能とする。また、「ハツシモ岐阜SL」の奨励品種採用に向けその栽培特性を明らかにするとともに栽培指針を作成する。 、計画:現有系統について、高温登熟性検定を行い良好な系統について選抜を行う。他の形質についても良好なものについては生産力検定を行う。また、これらの系統や他県育成の高温登熟性に優れる品種系統を用いて交配母本とし、更なる有望系統の育成を行う。また、「ハツシモ岐阜SL」に適した栽培法を確立する。 、成果:ビニールハウスによる高温登熟性検定を行い、いずれの系統も高温処理により品質が低下したが、その程度が比較的小さい系統が1系統あった。また、育成中の集団及び系統の中から玄米品質の高い系統及び個体選抜を行った。「ハツシモ岐阜SL」は「茎数・穂数の確保」と「玄米蛋白質含量を上げない」ために、稲わら還元などによる土作りと穂肥施用までの肥効維持が必要であることがわかった。、
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カテゴリ |
病害虫
くり
縞葉枯病
新品種育成
水稲
抵抗性
農薬
品種
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