湖辺のにぎわい復活事業、、湖沼の漁場改善技術開発事業、、、2 漁場資源涵養に資する生態系の復元に係る新技術の実証

課題名 湖辺のにぎわい復活事業、、湖沼の漁場改善技術開発事業、、、2 漁場資源涵養に資する生態系の復元に係る新技術の実証
研究機関名 滋賀県水産試験場
研究分担 栽培技術・環境病理担当
研究期間 継H17~20
年度 2008
摘要 、(1)湖岸植生多様化効果試験、 平成18年度から実施してきた造成ヨシ帯におけるヤナギ・マコモの植栽・追跡調査を継続実施するとともに、後背地水田、で育ったニゴロブナ稚魚の試験区への流下・来遊状況を標識・再捕調査により把握した。その結果、継続してヤナギとマコ、モの植栽後の追跡調査を行い、容易に活着し良好に生育することが経年的にも確認された。いずれもコイ科魚類の産卵・繁、殖に期待される生育・形状を示し、特にマコモでフナ類の産着卵がはじめて認められた。、 また、ニゴロブナの標識放流・再捕調査を行い、水田流下稚魚が造成ヨシ帯内に来遊し順調に育っていることが分かった。、今後、ヤナギ・マコモの植栽技術をヨシ帯造成手法に組入れていくために、一に管理面に主眼を置いた追跡調査と、二に魚、類資源涵養効果を定量的に評価することと、さらなる連携利用を図る工夫が必要がある。、、(2)植食性固有魚等放流試験、 ワタカの放流効果や種苗放流技術を検討するため、西の湖へワタカのふ化仔魚を7~8月に1,017千尾、全長20mm種苗を9月、に399千尾、全長40mm種苗を11月に109千尾および2月に109千尾放流した。また、南湖へは11月に全長40mm種苗を204千尾放、流した。これらには相互識別可能なALC標識を施してあり、今後再捕調査を実施することにより、適正な放流時期やサイズ、を明らかにする予定である。、 過年度に西の湖へ放流したワタカの放流効果を把握するため、西の湖や琵琶湖での調査を実施したところ、調査したワタ、カの90%以上が放流魚であることが確認された。また、放流から約半年後の生残率を推定したところ45.3%であった。、 琵琶湖等で漁獲されたワタカの消化管内容物を調査したところ、水温が高い時期ほど内容物の重量が多かった。また、こ、の時期には水草や糸状藻類を摂餌していた。さらに、ワタカの水温別の水草摂餌量を測定したところ、水温が24~27℃で摂、餌量が大きく、1日当たり30g/100g魚体重摂餌した。、 その他、コイ、ワタカによる沈水植物の繁茂抑制および底質改善効果を評価するため、大中干拓地調整池のコカナダモ繁、茂水域に試験区画を設置して天然水域での試験を行った。ワタカ(1.85尾/m2、287g/m2)で繁茂抑制効果が見られたが、コ、イの小型魚(1.85尾/m2、245g/m2)ではコカナダモの増殖量が摂餌量を上回り明確な抑制効果が認められなかった。
カテゴリ 水田 繁殖性改善

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