| 課題名 |
消費者ニーズに対応した穀類の高品質・省力栽培技術の確立 |
| 研究機関名 |
奈良県農業総合センター
|
| 研究分担 |
作物栽培
|
| 研究期間 |
完(H18)~(H20) |
| 年度 |
2008 |
| 摘要 |
消費者ニーズに沿った高品質穀類生産のため、品種の特性を十分発揮させる省力的栽培技術を確立することが目的。1.山間部における疎植栽培技術の確立:あきたこまち、ひとめぼれ、コシヒカリ、ヒノヒカリの4品種を供試し、標準株間18cmに対し23cm、30cmの疎植区を設け、生育、収量および品質について調査する。中山間地域の5月上旬移植の疎植栽培では、ひとめぼれとコシヒカリは収量、品質ともに株間30cmまでの疎植で標準株間18cmと比較して同等であった。あきたこまちとヒノヒカリは品質は株間30cmと株間23cmのいずれも標準株間18cmと比較して同等であったが、収量は株間23cmでは同等で、株間30cmでは減収した。2.水稲の省力中苗育苗法の確立:育苗期間中の被覆方法として、不織布によるべたがけ被覆をおこない、資材の種類および被覆除去時期が苗質に及ぼす影響について検討する。被覆資材の種類では、ラブシートよりスカイテックが、また、被覆除去時期が遅くなるほど草丈は長くなった。ただし、第2葉鞘高は変わらなかった。低温では草丈が伸びず、ラブシートの場合、出芽揃い15日後除去でも目標とする草丈にならなかった。3.温暖化や疎植栽培に対応した全量基肥施肥法の確立:ヒノヒカリを供試し、肥料の種類(溶出期間、配合割合等)を変えて、収量・品質に及ぼす影響を調査する。全量基肥肥料の被覆尿素を100日タイプから溶出期間の長い120日タイプに変えることにより、収量、外観品質が向上した。疎植栽培では、全量基肥肥料の速効性の成分割合を増やして検討したところ、標準の肥料と収量、品質ともに同等であった。
|
| カテゴリ |
肥料
育苗
栽培技術
施肥
中山間地域
品種
|