花きの省力・多収栽培を可能にする計画的生産システムの開発

課題名 花きの省力・多収栽培を可能にする計画的生産システムの開発
研究機関名 奈良県農業総合センター
研究分担 花き栽培
研究期間 継(H19)~(H22)
年度 2008
摘要 収穫・出荷調整技術の開発と育種による露地切り花栽培の作業効率の向上と、環境制御・植栽技術の開発による施設花き栽培の生産資源および施設の効率的利用を図ることが目的。1.切り花ギクの開花制御と品種選抜による省力安定多収技術の開発:二輪ギクについては、H19年度に選抜した二輪ギクの31品種候補系統および141中間母本系統を改作、評価するとともにH19年度交配の実生選抜を行う。小ギクについては、H19年度交配の実生を高温条件と露地条件で同時に栽培し、開花期の安定した品種候補を実生選抜する。二輪ギクについては、品質評価から品種候補を5系統に、交雑実生の優良個体発生率から中間母本を38系統に選抜した。また、新たに品種候補60系統を実生選抜した。これらの品種候補系統はH21年度に引き続き改作、評価する。小ギクについては、43系統を実生選抜した。、2. 冬切り栽培技術の開発と超微小茎頂培養の実用化:ダリアについて10℃加温条件において25品種を11月定植作型で栽培し、開花期および切り花品質を調査する。冬切り作型には‘黒蝶’‘朱光’等10品種が適しており、冬切りに不適な品種には到花日数が長い、茎の軟弱化、奇形花や露芯花の発生などの特徴が見られた。また、茎頂培養後代では6世代目でも収量性の高さが明らかになった反面、複色花の花色発現不良が見られた。
カテゴリ 安定多収技術 育種 環境制御 栽培技術 出荷調整 ダリア 品種

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