果樹地域対応技術開発

課題名 果樹地域対応技術開発
研究機関名 奈良県農業総合センター
研究分担 果樹栽培
研究期間 継(H16)~
年度 2008
摘要 1.消費拡大に向けた全国ブランド果樹の地産地消システムの確立では、カキのハウス栽培における良品多収技術および効率的な温度管理技術の検討等を行い、ハウス栽培の低コスト化と経営安定を図ることが目的。5.5aのハウスについて作型1水準(設定温度)について発芽期、開花期、収穫期、重油消費量を調査する。早期加温栽培において、DVIが1未満で加温を開始し、加温開始から20日間最低気温を2℃、最高気温35℃で管理して発芽を促すと発芽期が1月27日、開花盛期は3月7日と推定どおりであった。加温開始から発芽期までの重油消費量は慣行の約50%に抑制できた。収穫盛期も8月上旬と慣行並みであり、生育予測に基づく温度管理法が燃費節減に有効であることが明らかとなった。、2.柿産地の経営安定のための技術開発においては、新規導入作物の技術開発を行うことで経営の安定を図ることが目的。作型3水準・品種5系統について、生育ステージ、着果率、収量、果実品質および灯油量について調査する。7.2℃以下1750時間遭遇時に、無加温栽培(天・サイドにフィルムを展張)を行うと、同時に最低温度5℃から加温した加温栽培に比べて開花は約3日間遅くなったが、露地栽培より2週間強促進された。また、加温栽培および無加温栽培の着果率は極度に低かった。
カテゴリ 温度管理 かき 経営管理 消費拡大 生育予測 低コスト 品種

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