課題名 | 二酸化炭素による種子ショウガの害虫防除実用化技術 |
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研究機関名 |
和歌山県農林水産総合技術センター農業試験場 |
研究分担 |
環境部 |
研究期間 | 継H20~24 |
年度 | 2008 |
摘要 | (1)農業試験場で貯蔵中の種ショウガ根茎を加害する害虫の優占種は、ショウガクロバネキノコバエであった。、(2)ショウガ貯蔵庫内(15℃)でのショウガクロバネキノコバエの卵から成虫羽化までの期間は50~62日であった。、(3)ショウガクロバネキノコバエ卵に対する二酸化炭素くん蒸濃度別の殺虫効果は、濃度40及び60%では、濃度20%に比べて高かった。一方、幼虫に対しては、濃度20、40、60%ともに高かった。、(4)二酸化炭素濃度100%の48、72時間くん蒸処理では貯蔵中にショウガ根茎が腐敗する薬害が発生した。濃度100%の24時間くん蒸処理では定植後の発芽率及び生育が無処理に比べ劣った。一方、二酸化炭素濃度20、40、60、80%の24時間くん蒸処理では無処理と同等に生育した。 |
カテゴリ | 害虫 栽培技術 しょうが 防除 |