課題名 | 梅干し調味液による環境に配慮した水田雑草管理 |
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研究機関名 |
和歌山県農林水産総合技術センター農業試験場 |
研究分担 |
環境部 |
研究期間 | 継H20~22 |
年度 | 2008 |
摘要 | 梅干し調味液の有効利用を図るとともに、効果的かつ環境負荷の少ない施用技術を開発する。、(1)施用量100~300L/10aでは、水稲の生育障害は認められなかった。、(2)施用量100~300L/10a、移植直後~3日後、1回施用では、雑草の発生量が無施用比40~70%で、施用量が多いほど雑草の発生量が少なかった。、(3)施用量300L/10aでは、後作レタスの生育障害は認められなかった。、(4)急性魚(ヒメダカ)毒性試験では、ため池用水を用いて調味液濃度0.4%(水深5cm、200L/10a相当)までは死亡率0%であった。、(5)供試調味液の含有成分は、糖22%、塩7%、酸3%であった。成分ごとの施用で抑草効果が見られたのは、酸化還元電位が低下した(糖の入った)区であったことから、糖による抑草効果が推察された。 |
カテゴリ | 病害虫 雑草 水田 水稲 施用技術 レタス |