課題名 |
水稲・麦・大豆の高品質・安定生産を目指した病害虫防除技術の確立 |
研究機関名 |
鳥取県農林総合研究所農業試験場
|
研究分担 |
環境研究室
|
研究期間 |
継H18~22 |
年度 |
2008 |
摘要 |
目 的:普通作物(水稲・麦・大豆)の品質低下の一因となっている病害虫を対象に、発生生態の解明および効率的防除法の確立し、高品質安定生産を図る。、成果:(1)葉いもちと穂いもちに対してイソチアニル粒剤の播種時覆土前処理および移植当日処理が高い効果を示した。(2)フタオビコヤガの発生消長等の生態を把握するとともに、フタオビコヤガのフェロモントラップを用いた発生予察法を検討したところ、予察灯の誘殺消長と概ね一致した。(3)イネ内頴褐変病の防除に関して非病原性Erwinia ananas CTB1206の利用が有効であることを確認し、効率的な利用方法に関する知見を取得した。(4)アカスジカスミカメ雄の合成性フェロモントラップへの誘殺消長は水田の発生消長と一致した。(5)苗腐敗症の対策としてカスガマイシン粒剤の播種時処理等が高い効果を示すことを確認した。(6)大豆栽培におけるカメムシ類の省力的防除法としてダントツ水和剤の利用が有効と認められた。
|
カテゴリ |
アカスジカスミカメ
害虫
カメムシ
水田
水稲
性フェロモン
大豆
播種
病害虫防除
フェロモン
防除
|