マルチ敷設点滴かん水栽培によるカキ‘西条’の高品質多収栽培技術の確立、2 時期別かん水量

課題名 マルチ敷設点滴かん水栽培によるカキ‘西条’の高品質多収栽培技術の確立、2 時期別かん水量
研究機関名 島根県農業技術センター
研究分担 栽培研究部 果樹グループ
研究期間 継H19~21
年度 2008
摘要  ポット栽培カキ‘西条’を用い、10a当たりの年間かん水量が320t、500t、680tおよび860tに相当するかん水を行い、時期別かん水量の検討を行った。、主幹肥大は、860t区で最も大きくなり、次いで、500t区で大きくなった。蒸散速度は、多かん水区で高い傾向がみられ、8月下旬から9月上旬に急激な増加が認められた。また、日変化をみると、680t区は他の処理区と比べ高くなる傾向がみられ、680tおよび860t区で他処理区と比べ日変動が大きくなる傾向が認められた。、 以上の結果から、かん水量の違いにより主幹肥大、蒸散速度が影響を受けることが明らかとなり、年間かん水量は860tおよび500t区が適していると考えられた。また、蒸散速度が9月以降、急増することから、この時期のかん水量が光合成産物量に影響すると考えられた。
カテゴリ かき 多収栽培技術

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