課題名 |
環境に配慮した小規模移動放牧における繁殖和牛の飼養管理技術、「地目,植生,放牧期別の養分摂取量と牧養力の解明」 |
研究機関名 |
広島県立総合技術研究所畜産技術センター
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研究分担 |
飼養技術研究部
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研究期間 |
継H18~21 |
年度 |
2008 |
摘要 |
目的:中国地方の中山間地域では,耕作放棄地対策の一環として,繁殖和牛の小規模移動放牧が急速に拡大してきている。、しかしながら,小規模移動放牧を更に推進するための,放牧牛の栄養管理,脱柵や水質汚染への問題に対する研究調査に基づいた客観的評価が農政部局などから求められている。、そこで,本研究では,排せつふん尿が環境に与える影響についてデータを集積し,周辺住民の環境悪化への懸念を解消するための情報として提示する。、成果:(ア)放牧地隣接水路の水質調査結果、大腸菌群数は、三次市A地区の下流で高い値を示すものがあったが、三次市B地区では上流及び下流とも高い値を示すものが認められた。これは、農家の聞き取り調査によりイノシシが用水路に入り込んでいたためと考えられ、放牧以外の要因の可能性が強い。、(イ) 非放牧地隣接用水路の水質との比較、放牧地及び非放牧地とも調査時期により大腸菌群数は大きく変動しているが,ほぼ同じレベルで推移しており、特に異常は認められない。、
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カテゴリ |
飼育技術
中山間地域
繁殖性改善
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