課題名 | 低コスト育林技術の開発 |
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研究機関名 |
高知県立森林技術センター |
研究分担 |
森 林 経営課 |
研究期間 | 新H21~25 |
年度 | 2008 |
摘要 | 目的:中国に代表されるアジア諸国の経済発展による木材需要の拡大等による外材の調達不安から国産材の供給量は5年連続の増加、自給率は3年連続の向上となっており、それに伴う皆伐の増加が予想される。現在の育林方法では保育間伐を1回実施する4~5齢級までの経費は皆伐による森林所有者の収入を上回り、この育林経費と急速に増加しているシカによる食害のため森林所有者は再造林意欲を失っている。資源の循環利用のためには、育林経費の80%を占める「植栽~下刈り」の経費低減と市場に認められる形質の木材が生産される新しい植栽、保育技術の確立及びシカ食害防除が不可欠である。本研究では、「育苗~下刈り」の経費の低減と造林木の形質についての評価と総コスト評価及びシカ被害防除の実証を行う。 |
カテゴリ | 育苗 コスト シカ 低コスト 防除 |