課題名 | イチゴ「さがほのか」の先絞り果発生要因解明と定植後の高温回避による安定栽培技術の開発 |
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研究機関名 |
佐賀県上場営農センター |
研究分担 |
研究部 畑作・経営研究担当 |
研究期間 | 新H20~23 |
年度 | 2008 |
摘要 | 目的:最近,急増しているイチゴ「さがほのか」の先絞り果発生要因解明と定植後の高温回避による安定栽培技術を開発する。、成果:(1)イチゴ高設栽培において,施肥量3g/株と2g/株の比較では,肥料が多く溶出期間の長い方が腋花房の出蕾が早くなり,収量が高くなることが認められた。また,先絞り果は肥料が少なく溶出期間の長い方が多い傾向であり,品質については差が認められなかった。(2)イチゴの先絞り果発生は,るんるんベンチ栽培システムがアグリス栽培システムより多い傾向であった。(3)先絞り果発生の対策として,微量要素資材「FTE」を施用すると無施用に比べて少なくなる傾向であった。(4)夏期高温対策としてハウスを2資材で被覆した結果,晴天日の6月7日14:00の気温は無被覆に比べて「赤外線カット資材明涼」で4.3℃,「黒寒冷紗」で5.9℃低下し,葉温はそれぞれ,1.0℃,2.0℃低下した。、 |
カテゴリ | 肥料 安定栽培技術 いちご 高温対策 栽培技術 施肥 発生要因分析 |