佐賀牛生産基盤強化のための二卵移植による双子生産技術の確立

• 研究機関名: 佐賀県畜産試験場
• 研究分担: 大家畜部
• 研究期間: 継H17～23
• 年度: 2008
• 摘要: ＜目的＞・受精卵の二卵移植技術を用いた双子発生率を向上させ、繁殖牛１頭当たりの生産頭数を増やすと共に、生産された子牛の育成と肥育法を確立する。、＜計画＞・双子子牛生産法の確立 、双子生産子牛の哺育・育成法の確立、双子生産子牛の肥育法の確立、＜期待される効果＞・高品質で安全・安心な県産牛肉の安定的生産 ・消費者から信頼される「佐賀牛」ブランドの維持拡大 ・農家経営の安定及び所得の向上。、＜得られた成果＞・片側移植区、追い移植区、過排卵人工授精区に区分し全体で７頭が分娩したが、双子は追い移植区の１組だけだった。・PGF２αを筋肉内投与すると同時にテ゛キサメタソ゛ンを皮下投与するホルモン剤処置を10頭に実施、さらに前述処理にエストラシ゛オールを筋注を追加した２頭、合計１２頭すべてが翌日に分娩し、分娩が誘起された時間は前者が処置後33.8時間、後者が31.1時間であった。・生時体重に応じて哺 育期間を延長することにより、双子子牛を標準的に発育させ、発育を揃えることが可能であることが示唆された。、＜残された問題点＞ ・双子子牛生産体系における産肉性の検討する。
• カテゴリ: 過排卵 経営管理 繁殖性改善