課題名 |
天然資源活用によるブロイラーの疾病防除技術開発 |
研究機関名 |
佐賀県畜産試験場
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研究分担 |
中小家畜部
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研究期間 |
新20~22 |
年度 |
2008 |
摘要 |
<目的>・国内でも散発している鶏病の発生や、鶏体の大型化に伴う脚弱症状等の疾病は生産性の低下を招いている。そこで、カルシウムを豊富に含む蛎殻や採卵鶏において免疫機能の向上が確認された色落ち海苔等の天然資源をブロイラー用飼料として活用した際の疾病防除効果について検討する。、<計画>・蛎殻を活用した脚弱症状軽減効果の検討。・色落ち海苔を活用した免疫機能の向上効果の検討。・有効な疾病防除技術の検討(蛎殻及び色落ち海苔の活用)。、<期待される成果>・抗病性機能の向上による疾病防除対策 ・育成率向上による生産性向上 、<得られた成果>・蛎殻のみの給与では、血中のカルシウム濃度が上昇するものの、骨中のカルシウム含量に明確な増減は認められなかった。・体内でカルシウムの吸収率を高めることが期待できる有機酸やビタミンDを蛎殻と一緒に給与することで、脛骨や中足骨の体重に占める割合が増加した。、<残された問題点>・各未利用資源(色落ち海苔)の単味給与及び併用給与試験の実施
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カテゴリ |
鶏
防除
未利用資源
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