課題名 |
水稲有機栽培の育苗指針・施肥基準の策定 |
研究機関名 |
北海道立上川農業試験場
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研究分担 |
栽培環境科
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研究期間 |
継H19?22 |
年度 |
2009 |
摘要 |
目的:水稲の有機栽培における収量への不安定要因て?ある、種子伝染性病害や育苗期の病害防除対策を確立する。また、初期生育向上のための栽培技術を開発し、有機栽培向けの育苗指針や本田施肥基準を策定することて?、水稲有機栽培の収量の安定化を図る。、計画:有機栽培に適する水稲育苗指針の作成するため、苗質と資材の種類ならびに施用量について検討する。、成果:育苗時の有機施肥について、追肥を3回行った区では、苗の窒素含有率は化成2回追肥区とほぼ同等となった。有機液肥による追肥の時期が苗の窒素含有率向上に与える効果は、3葉期、2葉期、1葉期、移植1週間前の順に大きかった。、b.場内試験において、有機質肥料の総窒素施肥量は9kg/10aより多くしても粗玄米重は増加しないと考えられた。全7+側魚1.9区では全9区とくらべ幼穂形成期の茎数および窒素吸収量が多くなる傾向にあった。しかし、不稔歩合が高くなり、粗玄米重は全9区比で94となった。全7+側鶏1.5区における幼穂形成期の茎数および窒素吸収量は全9区と同等であり、初期生育の促進は認められなかった。、c.現地試験において、生産者A,C,Dの側条施肥区では全層区と比べ幼穂形成期の窒素吸収量が多くなる傾向にあった。生産者C,Dでは側条施肥区の粗玄米重が全層区を上回った。側条施肥区の不稔歩合が高かった生産者Aと幼穂形成期の窒素吸収量が全層区と同等であった生産者Bでは全層区の粗玄米重が側条施肥区よりも多かった。、、
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カテゴリ |
有機栽培
土づくり
肥料
育苗
栽培技術
水稲
施肥
鶏
防除
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