課題名 | 水稲の高度クリーン農業技術の開発・実証(1)水稲 |
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研究機関名 |
北海道立上川農業試験場 |
研究分担 |
栽培環境科 |
研究期間 | 継H19?22 |
年度 | 2009 |
摘要 | 目的:道産水稲の国際競争力を高め、高度化する消費者ニース?にも対応するため、化学肥料・化学合成農薬を5割以上削減した高度クリーン農業技術を開発・実証する。、計画:化学肥料の5割削減の影響評価と改善技術の開発ならびに水稲の化学合成農薬5割削減技術を確立するため、化学肥料5割削減の影響を評価する。、成果:場内試験では化学肥料窒素5割削減(減肥)区の収量は、慣行区より6%少なかった。この要因として窒素吸収量と総籾数の低下があげられる。なお、本年は冷害で慣行区の不稔歩合が高かった。有機ペレットを用いた全層区の収量は慣行区より14%多かった。また,現地試験では,、側条施肥により初期生育が促進され、側条1区と2区の幼穂形成期茎数は全層区と同等以上であった。また、タンパク質含有率は0.4~0.8%低下した。一方、側条1区と2区の収量は全層区より2~23%低下した。この要因は幼穂形成期より後の窒素吸収量が全層区より少なく、一穂籾数および総籾数が低下したためと考えられた。 |
カテゴリ | 肥料 病害虫 くり 水稲 施肥 凍害 農薬 |