課題名 |
道北におけるIRによる無除草剤草地更新技術の導入と簡易化 |
研究機関名 |
北海道立上川農業試験場
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研究分担 |
天北支場
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研究期間 |
新H21~23 |
年度 |
2009 |
摘要 |
試験目的:リードカナリーグラス(RCG)などを抑制するために、イタリアンライグラス(IR)を利用したロータリー4回掛けを伴う無除草剤草地更新法において、更新草種としてペレニアルライグラス(PR)を用いIR栽培年数の短縮を検討する。、試験結果:ア)更新時の土壌物理性は貫入硬度、砕土率及び耕起深が概ね基準値程度、沈下量(1kg/m2)が約5mmであり、更新に支障のない状態であった。、 イ)発芽個体数(本/m2)はIRが約1900、PRが1383~1500、草丈は両者とも約5~7cmであり、発芽状況はIR及びPRとも順調であった。、 ウ)IRの各番草の乾物収量(kg/10a)は258~376で、年間では811~956であり、IR割合は1番草が83~89%、2番草が92~93%、3番草が98%と番草が進むにつれ増加し、逆にRCG割合は減少した。、 エ)PRの乾物収量(kg/10a)はPR区が約180、PR+除区が約360で、RCGの乾物重(1-2番草)はPR区が139-20と2番草においてRCGが少なく、PR+除区では9-3あった。、 オ)現地の乾物収量(1-2-3番草・kg/10a)は低地圃場247-247-205、台地圃場222-176-125であり、IR割合は両圃場とも1番草で約90%であったが、2番草以降では95%以上であった。
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カテゴリ |
病害虫
イタリアンライグラス
除草剤
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