加工・業務用途向けたまねぎ品種開発のための有望親系統の育成

課題名 加工・業務用途向けたまねぎ品種開発のための有望親系統の育成
研究機関名 北海道立北見農業試験場
研究分担 畑作園芸科
研究期間 継H20~22
年度 2009
摘要  目的:北見農試が育成した親系統の中から、加工・業務用途向きの特性(大球・多収、内部成分向上など)を持つ有望系統を選定し、既存の青果用品種と区別性を持った加工・業務用途F1品種の早期育成を図る。、 成果:、 (a) 親系統の選定・増殖、 (1)採種:花粉親系統および雄性不稔・維持系統について、小~中規模採種により57系統の種子が得られた。(2)母球養成・選抜:花粉親系統および雄性不稔・維持育成として、46系統の特性調査を実施するとともに次年度の交配に供試する母球を養成した。、(b) F1組合せ能力検定試験(生産力予備検定)、 ハエ食害が多発した6系統を除く51系統中、「スーパー北もみじ」同等以上の収量性(総収量)を示したのは10系統であった。新規育成親系統として供試した「KTM02030A」や「KTM02067-01A」を交配親としたF1系統は病害虫被害が小さかった。、(c) 乾腐病抵抗性検定、 清水・中野(1995)の苗浸漬接種法によりF1系統の抵抗性を検定した。強指標品種「スーパー北もみじ」以上の抵抗性を示したのは17系統であった。昨年度同様、花粉親系統「8943-03M4」を使ったF1系統に発病率の低い傾向が認められた。新規育成親系統として供試した「KTM02030A」や「KTM02067-01A」等を交配親としたF1系統の中に、強い抵抗性を示すものが認められた。
カテゴリ 害虫 加工 たまねぎ 抵抗性 抵抗性検定 品種 品種開発

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