てん菜に対する塩素系肥料の効果確認試験、

課題名 てん菜に対する塩素系肥料の効果確認試験、
研究機関名 北海道立北見農業試験場
研究分担 栽培環境科
研究期間 完H21
年度 2009
摘要 目的:、 移植てんさいに対して、従来の硫酸系肥料に替えてより安価で安定供給が見込める塩素系肥料、特に塩化カリ(塩加)の施用効果を検討し、利用上の問題点とその対応方策を明らかにする。、成果:、 (a) 6月下旬~7月中旬に硫安塩加区の草丈が硫安硫加区を上回った他は、葉数、乾物重、葉色値に処理間差はなかった。茎葉の窒素濃度は、塩安塩加区が硫安硫加区を下回ったが、硫安塩加区と硫安硫加区に有意差はなかった。茎葉の塩素濃度は塩安塩加区>硫安塩加区>硫安硫加区であった。、 (b) 収穫時の葉重は塩安塩加区および硫安塩加区で硫安硫加区を上回った。根部のカリウム(有害性非糖分)含量は塩安塩加区および硫安塩加区で硫安硫加区を上回ったが、根重、糖分および糖量に処理間差はなかった。、 (c) 収穫時の作物体塩素吸収量(茎葉と菜根の合計)は、塩安塩加区>硫安塩加区>硫安硫加区(それぞれ19、16、8kg/10a)で、全量の95%以上が茎葉に含まれていた。、 (d) 収穫跡地土壌の塩素含量は、塩安塩加区、硫安塩加区および硫安硫加区でそれぞれ14、9、8mg/100gで、塩安塩加区が硫安硫加区を上回った。、 (e) 以上のことから、移植てんさいへの塩素系肥料の利用は特に問題を認めなかった。次作物の収量・品質への影響を考慮すると、カリのみを塩素系とし、カリの施肥標準レベル(14~16 kgK2O/10a)を施用上限量とするべきである。、 (f) 以上の成果は、「移植てんさいに対する塩素系肥料利用上の問題点と対応方策」としてにおいて指導参考事項(平成21年度北海道農業試験会議:成績会議)となった。、
カテゴリ 肥料 施肥 てんさい

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