課題名 |
(2)難防除害虫に対する農薬使用量低減をめざした機能性展着剤の利用技術 |
研究機関名 |
地方独立行政法人青森県産業技術センター農林総合研究所
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研究分担 |
病虫部
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研究期間 |
継H20~22 |
年度 |
2009 |
摘要 |
目的:難防除害虫は農薬のかかりにくい部位に寄生しているため、機能性展着剤を農薬に添加することで農薬の効果を高め、防除効率を上げることできないか検討する。、結果:サヤエンドウのナモグリバエに対し、ハチハチフロアブル1,000 倍に機能性展着剤スカッシュ2,000 倍を加用すると、葉肉内にいる幼虫に対し極めて高い殺虫効果を示し、一般展着剤グラミンS10,000 倍加用と比べ散布後の効果は高く、その効果は散布後15 日程度持続した。サヤエンドウのうどんこ病に対し、トリフミン水和剤3,000 倍に機能性展着剤(ニーズ2,000 倍、スカッシュ2,000倍、アプローチBI2,000 倍)を加用すると、一般展着剤グラミンS10,000 倍を加用した場合より効果がやや高まり、特にスカッシュ加用で効果が勝った。ホウレンソウに対し上記機能性展着剤2,000 倍を加用したカスケード乳剤4,000倍及びその倍量濃度散布において薬害は認められなかった。
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カテゴリ |
病害虫
うどんこ病
害虫
機能性
さやえんどう
農薬
防除
ほうれんそう
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