課題名 |
フェロモントラップを基幹としたアカヒゲホソミドリカスミカメ高度発生予察技術の開発 |
研究機関名 |
山形県農業総合研究センター
|
研究分担 |
食の安全環境部
|
研究期間 |
新H21~23 |
年度 |
2009 |
摘要 |
アカヒゲホソミドリカスミカメをはじめとした斑点米カメムシ類は水稲の最重要害虫であり、毎年2回程度の薬剤防除が画一的に実施されている。より適正な防除と減農薬を推進するため、農薬散布の要否を判断できるアカヒゲホソミドリカスミカメの発生予察技術を開発する。、 本県主要品種「はえぬき」を作付けした複数の水田から得た水稲出穂後のトラップ誘殺数、割れ籾率、斑点米率のデータを、斑点米被害予測モデルにより解析したところ、出穂後10日、15日間のトラップ誘殺数から斑点米被害発生確率を予測できる可能性が示唆された。、 2つの調査地区においてそれぞれ約20ほ場にトラップを設置し、アカヒゲホソミドリカスミカメの誘殺数を調査した。各圃場のトラップ誘殺数と畦畔イネ科植物の被覆度や地区内牧草地の面積等との関係は判然とせず、さらなるデータの蓄積が必要であると考えられた。
|
カテゴリ |
病害虫
害虫
水田
水稲
農薬
斑点米
斑点米カメムシ
品種
フェロモン
防除
薬剤
予察技術
|