課題名 |
中山間地域振興を目的としたきのこ栽培技の開発 |
研究機関名 |
福島県林業研究センター
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研究分担 |
林産資源部
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研究期間 |
h18-h21 |
年度 |
2009 |
摘要 |
目的:特用林産物の流通形態の変化により、直売所の果たす役割が大きくなっている。このような状況を踏まえ、地域の社会・環境条件に適合した複数のきのこを組み合わせた栽培形態等確立を目的とする。本研究においては、複数のきのこの組み合わせによる栽培形態を実現するため、ブナ代替原木によるナメコ栽培、および地域に適した簡易な栽培法について検討する。 成果:ナメコのアカマツ原木による栽培は、標準的な植穴数で2年目に子実体を発生させる方法が有効と考えられた。ムキタケの原木浸水棚差し栽培については林内、裸地とも子実体の発生がみられたが、害菌の影響もあり子実体発生量は少なかった。簡易ハウスによる白色のヒラタケ菌株を用いた菌床自然栽培については、10月発生操作においては637g~774g/菌床の子実体の発生が見られた。複数のきのこを組み合わせた栽培においては、ヒラタケの樹種別の短木を用いた栽培の発生量がサクラ>シデ>コナラの順であった。
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カテゴリ |
簡易ハウス
さくら
中山間地域
なめこ
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