課題名 |
ムギ類・ダイズの不耕起栽培における収量品質を高める栽培管理技術の確立と実証 |
研究機関名 |
茨城県農業総合センター農業研究所
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研究分担 |
経営技術
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研究期間 |
継H19~H23 |
年度 |
2009 |
摘要 |
目的:不耕起栽培を基軸とした水稲ー麦ー大豆の輪作体系で、収量・品質を安定化させる栽培技術を確立する。 成果:(1)水稲の不耕起乾田直播栽培における施肥位置は、播種溝が側条表肥より初期生育が優り収量も高かった。肥料組成LP70:LPSS100:LPS120=6:2:2が穂数が多く収量も高かった。(2)「カシマムギ」の不耕起栽培は,耕起栽培に比べ収量は同等だが,千粒重,外観品質は劣った。「さとのそら」は,千粒重が低く低収だった。(3)小麦の不耕起栽培で,基肥を播種後2.5ヶ月後に施肥すると,収量は慣行と同等であった。また,播種溝と表層(2.5ヶ月後)に分施すると,播種溝施肥に比べ1割増収した。(2)傾斜化圃場造成に要した作業時間は、プラウ耕が0.2時間/10a、傾斜化均平が1.1時間/10a程度であった。傾斜化圃場の大豆出芽率は良好で,非傾斜化圃場より増収した。
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カテゴリ |
肥料
乾田直播
栽培技術
水稲
施肥
大豆
播種
不耕起栽培
輪作体系
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