課題名 | 水稲病害虫の発生に応じた地域対応型防除体系の確立 |
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研究機関名 |
茨城県農業総合センター農業研究所 |
研究分担 |
病虫 |
研究期間 | 完H18~21 |
年度 | 2009 |
摘要 | 目的:水稲いもち病とカメムシ類の発生地域区分を行い,発生状況に応じた防除体系を確立する。 成果:(1)オリサストロビン粒剤の育苗箱施用をすると,出穂期以降高温・多照で穂いもち発生の適さない条件では,穂いもち防除を省略できると考えられた。(2)葉いもち初発生時期にオリサストロビン粒剤を散布すると,葉いもちの発病進展を抑制できると考えられた。(3)茨城県のいもち病の発生地域を3群に分類し,クモヘリカメムシの分布域を重ねて効果的な防除区分図を作成した。また,イネカメムシが鹿行及び県南地域で増加していることを確認した。アカスジカスミカメ性フェロモンによる雄成虫の捕獲数推移は,発生推移とほぼ一致しており,調査に活用できると考えられた。 |
カテゴリ | アカスジカスミカメ 育苗 イネカメムシ いもち病 害虫 カメムシ 水稲 性フェロモン 防除 |