課題名 | 東京うこっけいの肉利用 |
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研究機関名 |
財団法人東京都農林水産振興財団東京都農林総合研究センター |
研究分担 |
畜産技術科 |
研究期間 | 継H20~22 |
年度 | 2009 |
摘要 | 産卵が終了した東京うこっけい雌鶏の肉用仕上げ飼料として, ブロイラー用飼料に代わる,低コストで肉質の向上も期待できる飼料を検討し,東京うこっけい肉の生産拡大を図る。450~500日齢の東京うこっけいを用い,採卵鶏用飼料に魚粉または消費期限切れのアルファ化米(都より無償提供)を混合給与した。1日1羽あたりの飼料費は,魚粉10%混合で2.7円,アルファ化米50%混合では5.3円,ブロイラー用飼料よりも低減できる。またアルファ化米を給与した烏骨鶏のもも肉は,魚粉混合飼料やブロイラー用飼料を給与したものよりも,リノール酸の割合が高くなる。これらの飼料は給与期間を変えて給与しても, 正肉歩留に有意な差は見られない。魚粉を給与した烏骨鶏肉で製造した加工品の食味性は,一般消費者を対象としたアンケートの結果,問題ないと考えられる。、 |
カテゴリ | 加工 生産拡大 低コスト 鶏 良食味 |