野菜等におけるPOPsのリスク低減技術の開発

課題名 野菜等におけるPOPsのリスク低減技術の開発
研究機関名 新潟県農業総合研究所園芸研究センター
研究分担 環境・施設科
研究期間 継H20~24
年度 2009
摘要 目的:残留性有機化学物質(POPs)指定のドリン剤は30年以上も前に使用禁止されているにもかかわらず、未だにキュウリ果実から基準を超えた残留性ドリン剤が検出される場合がある。そこでキュウリ生産を対象としたドリン類のリスク軽減技術を開発する。、内容:(1)土壌汚染推定技術の開発、 (2)POPsの吸収及び地上部への移行に及ぼす環境要因の解明、 (3)ファイトレメデーション技術の確立、 (4)活性炭を利用したPOPsの吸収抑制技術の確立、 (5)活性炭のネガティブ効果の検証と活性炭の影響を受けないセンチュウ防除法の確立、期待される成果:POPs汚染のないキュウリの生産が期待できる。、得られた成果:(1)汚染度の異なる土壌においてキュウリ果実のドリン含量の関係が明らかになった。(2)台木品種、着果節位のちがいによってドリン含量にちがいが出ることが示唆された。(3)ズッキーニのドリン吸収量が多く、ファイトレメデーションに期待の可能性が示唆された。(4)活性炭の効果の持続性は4~5年程度程度であった。(5)活性炭により殺センチュウ剤の失活の可能性がある。成果の受け渡し先:県内指導機関等、残された問題点:継続実施
カテゴリ きゅうり ズッキーニ 台木 品種 防除

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