難防除土壌伝染性ウイルスの耕種的・生物的制御技術の開発

課題名 難防除土壌伝染性ウイルスの耕種的・生物的制御技術の開発
研究機関名 富山県農林水産総合技術センター
研究分担 園芸研究所
花き課
研究期間 継H18~22
年度 2009
摘要  生物的・耕種的防除技術を組み合わせ、化学農薬に頼らないチューリップ土壌伝染性ウイルス制御技術を開発する。今年度は、チューリップ520品種の微斑モザイク病と条斑病に対する抵抗性程度等を含む診断・防除の情報が入手できるウェブサイトを作成した。また、133品種・系統について微斑モザイク病および条斑病に対する抵抗性検定を実施した結果、1品種が抵抗性強であった。県内2地区の95品種についてTBIA法によるウイルス検出を行った結果、抵抗性極強あるいは強と判定された品種はいずれも感染率が著しく低く、抵抗性品種の利用が両ウイルス病の防除に極めて有効であることが実証された。クリーニングクロップ選定のため、6種植物に媒介菌を接種して比較したところ、オオムギやクロタラリアに媒介菌は寄生できず、ウイルスはほとんど検出されなくなり、両植物は有望であった。複数の圃場診断法を現地20圃場土壌で比較したところ、捕捉植物マクワウリの根のNested-RT-PCR法が最も検出感度が高った。
カテゴリ 病害虫 くり チューリップ 抵抗性 抵抗性検定 抵抗性品種 農薬 品種 防除 まくわうり

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