課題名 |
4) 分散した圃場における農作業の最適化(1) GPSを用いた圃場作業ソフトの開発 |
研究機関名 |
石川県農業総合研究センター
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研究分担 |
作物栽培G
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研究期間 |
継H20~22 |
年度 |
2009 |
摘要 |
目的:田植え、収穫などの農作業において、圃場間の移動を含めた作業時間をリアルタイムで計測し、筆単位の所要時間をマップ化できるソフトを開発し、農作業の最適化の基本となる作業内容と作業時間に関するデータベースを構築する。、成果:◆圃場管理システム、背景地図としてGoogle Earthなどで簡易に取得できる衛星画像とGPSによる作業軌跡を重ねて表示できるようなシステムを開発した。開発したシステムにより生産者と圃場位置の確認と作業軌跡の確認が容易となった。また計測システムのGPSの取得間隔は5Hz、計測精度は0.2m以下、を達成し、圃場の出入りや移動経路の把握など作業内容の正確な情報取得に成功した。、◆リアルタイム収量計測システム、コンバインのグレンタンク下部に装着できる荷重計測型の収量センサを開発した。収量センサはGPS情報と同期取得を可能としたことで、圃場内での移動、刈取作業、排出作業が確実に把握でき、筆単位の収量マップを記述することに成功した。、◆ほ場作業評価、本研究では、作業工程毎に単位面積当たりの作業時間を明らかとした。作業時間の平均は、耕うん26分/10a、代かき34分/10a、田植え16分/10aであった。春作業では、耕うんと代かき作業は額縁作業と内部作業を別々に行ったケースがあり、作業効率に差が出た。秋作業について収穫作業効率を検証した結果、10a当たりの作業時間は平均20分、最長39分、最短11分となった。、、
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カテゴリ |
GPS
データベース
春作
圃場管理
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