課題名 |
5) 中山間地域における法面、畦畔除草機、の開発、(1) 小型除草機の試作 |
研究機関名 |
石川県農業総合研究センター
|
研究分担 |
作物栽培G
|
研究期間 |
継H20~22 |
年度 |
2009 |
摘要 |
目的:営農活動において畦畔の除草は必須の農作業であるが、中山間地域で大規模生産している生産者にとって栽培期間中に数回の行う除草作業の労働負荷は大きい。さらに基盤整備田では長大な法面となり、傾斜地での危険な作業を伴う結果、死亡事故も報告されている。そこで本研究では作業者が法面に立たずに除草作業が行える除草機を開発し、生産者の作業負担軽減を図ることを目的とした。、成果:今年度は試作機を用いて走行試験を行った。、試作機の概要は以下の通り。、○除草機の車輪数は駆動輪4輪と自由輪4輪の計8輪車となった。子機は親機から最大10m離れて作業できる。最小刈り高さは5cmとなった。駆動輪部の昇降については上下10cmが可能であった。制御ボックスからの遠隔操作システムを開発した。刈取部は3枚刃、2ディスクで進行方向に合わせた正転逆転方式であり、刈り幅は1.6mとなり仕様基準を満たした。、○ディスク回転動力にトラクタの油圧を利用することで刈取作業の省エネルギー化を実現した。制御ボックスからの基本操作(前後進・左右旋回・ウインチ上下)が可能であった。トラクタ(親機)と接続した状態での平地走行に成功した。なお車速は5km/h(前進)、3km(後進)であった。、
|
カテゴリ |
病害虫
遠隔操作
傾斜地
畦畔除草
省エネ・低コスト化
除草
除草機
中山間地域
|