課題名 | 1) 広域発生源管理技術の確立、(5) 合成性フェロモンによるクモヘリカメ、ムシの発生消長の把握 |
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研究機関名 |
石川県農業総合研究センター |
研究分担 |
生物資源G |
研究期間 | 継H20~22 |
年度 | 2009 |
摘要 | 目的:近年、本県において増加傾向にあるクモヘリカメムシの発生消長を効率的に把握するため本種の合成性フェロモンに対する誘殺状況を検討する。、成果:農研センター周辺の金沢市近郊では古屋谷が最も多く誘殺され、総誘殺数は106頭で、8月中旬以降に誘殺数が急増した。古屋谷より標高の高い二俣では全く誘殺されなかった(図1)。堅田では古屋谷に次いで誘殺数が多かった。平野部の才田でも8月中旬にわずかに誘殺された。防除室の定点の加賀市片野でも誘殺されたが、誘殺ピークは9月中旬であった。以上からクモヘリカメムシは山間地を中心に発生し、水稲の出穂期以降に発生ピークとなる。 |
カテゴリ | カメムシ 管理技術 性フェロモン 防除 |