越前スイセンのウイルス検定とウイルスフリー球根の生産技術の確立

課題名 越前スイセンのウイルス検定とウイルスフリー球根の生産技術の確立
研究機関名 福井県園芸試験場
研究分担 花き
研究期間 継H20~24
年度 2009
摘要 ・福井県内におけるウイルス感染実態調査、越前町現地調査の結果、茂原2地点および血ケ平1地点で、モザイク条斑が確認された。モザイク条斑の出現には、傾斜、標高、葉先枯病や斑点病の有無、ECおよびpH等の土壌養分量などの影響は受けていなかった。、福井市、越前町の個体をウイルス検定した結果、NYSVの感染率は、越前町ではモザイク出現個体で33.3%、非モザイク個体で4.4%となり、福井市ではモザイク出現個体で60.7%となり、非モザイク個体では40.0%となった。、花器の変異、葉のモザイク条斑、葉の著しいねじれ、健全個体における、NYSVの感染を確認した結果、NYSV感染は、モザイク条斑、ねじれ症状には出現し、健全個体及び花器の変異個体には感染が確認されなかった。、・ウイルスフリー個体の作出、茎頂培養個体250個体をウイルス検定した結果、NYSVウイルスフリー個体が34個体得られた。、・ウイルスフリー球根の大量増殖技術、リン片繁殖技術の1つであるツインスケール法が利用可能な球根重量を検討した結果、0-2gでも球根が形成されるが、球根形成率は38.9%と極めて低く、16g以上では73%以上となった。元の球根が大きくなるほど、形成された球根も大きくなる傾向が見られたが、16g以上では差が見られなかった。、ツインスケール前の球根の貯蔵条件の検討をした結果、温度条件にかかわらず、70%以上の切片から球根が形成され、形成された球根の大きさには、温度ごとの差は見られなかった。、効率的に増殖できるツインスケール時期の検討をした結果、7月および8月が、最も球根形成率は高く93%以上となり、1月は56%と低かった。、球根形成が可能なリン片枚数の検討を行った結果、リン片数は1枚であっても球根は形成された。しかし、形成された球根は小さくなった。、ツインスケール可能な球根の部位を検討した結果、球根の最も内側の切片から形成された球根は小さく、球根形成率も72%となったが、その他の部位の切片からは、すべての切片から球根が形成された。
カテゴリ すいせん 繁殖性改善

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