課題名 |
ウメ生産農家の経営改善のための枝物花木生産技術の確立 |
研究機関名 |
福井県園芸試験場
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研究分担 |
花き
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研究期間 |
継H21~25 |
年度 |
2009 |
摘要 |
・高接ぎ更新の検討、 紅サシを台木にした高接ぎ(芽接ぎ)の活着率は0~76.2%であり、活着率0%の紅千鳥、見驚および10.5%の道知辺は紅サシに対して接ぎ木親和性が低いことが示唆された。、・花ウメ品種の検討、 苗木定植(定植1年目)による花ウメ7品種では冬至は1樹当たりの短花枝の数が多い、八重寒紅は分枝数は少ないが、分枝長が長く、芽の密度が低い。大盃は分枝数が少なく、芽の密度が低く、また道知辺は主枝数が多く、主枝長も長く1樹当たりの分枝数は17.3本と多かった。 開花は八重寒紅>月影>大盃>道知辺>玉牡丹>冬至>紅千鳥の順で早かった。 、・病害虫防除の検討、枝での黒星病、かいよう病の防除は、従来の春防除に加え、秋防除が必要であることが明らかとなった。また、黒星病、かいよう病は、果実を経由せず、枝から枝でも感染し、枝で発病することが明らかとなった。、ウメ園におけるナシヒメシンクイムシの発生消長は、周囲の植栽状況にかかわらず、発生ピークは8月上中旬であった。一方、隣接するウメ圃場とナシ圃場で発生のピークが異なったことから、ナシヒメシンクイガが両圃場を行き来している可能性があり、このような圃場では、両樹種を同時に防除する必要があると考えられた。また、新梢の長さが長くなるほどナシヒメシンクイムシによる芯折れ被害が増加する傾向が認められた。、
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カテゴリ |
うめ
黒星病
経営管理
栽培技術
台木
高接ぎ
接ぎ木
病害虫防除
品種
防除
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