課題名 | 高標高地域2年3作体系における省力的栽培法の確立と実証、1.輪作体系における麦・大豆の省力的栽培技術の確立 |
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研究機関名 |
長野県農業試験場 |
研究分担 |
作物部 企画経営部 環境部 |
研究期間 | 継H20~23 |
年度 | 2009 |
摘要 | 目的:水田を利用したムギ類・ダイズの生産における、水田の高度利用による省力・低コスト化と生産穀類の高品質化による高収益生産のため、2年3作輪作体系での耕耘同時畝立て播種機の汎用利用による作業の省力化及び湿害回避による安定多収生産技術を検証する。、成果:耕耘同時畝立栽培は、慣行に比べ干ばつ等の悪条件下で着莢数の減少率が小さく収量が確保された。播種工程両端の大豆条間が広いほど減収となり、普及上の播種作業の留意点となる。、 全量基肥栽培では越冬前の茎数も確保され、また越冬後に利用できる窒素も十分あることから春先の窒素吸収量も多く茎数増加も早くなり、幼穂形成期に追肥をした分施と同等の穂数が得られた。また止葉展開期頃の肥効も維持され千粒重や整粒歩合も分施体系と遜色なかった。、 畝立で条間を狭めることによる極端な徒長による倒伏、節数や莢数の減少にはならず、通常気象条件で早期遮光と併せて慣行との優位性が期待できる。、 麦リビングマルチは表層播では高い出芽が得られたが、雑草防除効果は明確でなかった。 |
カテゴリ | 病害虫 栽培技術 雑草 湿害 省力化 水田 大豆 低コスト 播種 輪作体系 |