課題名 | ケイ酸及び拮抗微生物利用による病害虫の発生抑制・品質向上技術の確立、1.ケイ酸資材利用による病害虫耐性強化並びに品質向上に関する試験 |
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研究機関名 |
長野県農業試験場 |
研究分担 |
環境部 作物部 |
研究期間 | 完H19~21 |
年度 | 2009 |
摘要 | 目的:ケイ酸は植物(イネ)の生理(耐病性、耐倒伏性、登熟向上等)に大きな役割を果たしている。そこでより有効に利用されるよう、省力・低コスト施用技術及び病害発生抑制、品質向上技術の開発を行う。 イネいもち病及びイチゴうどんこ病の発生を抑制するための効率的なケイ酸資材の施用法を検討する。、成果:民間企業と共同開発したいもち病防除剤KYF-7003粒剤(ケイ酸85%製剤)を用いて現地圃場で検討したところ、葉いもちでは発生抑制効果が認められたが、その程度は高いものではなかった。また、穂いもちに対する効果は認められなかった。、 ケイ酸入り培土の苗生育及び病害に対する影響を検討したところ、苗生育に差が認められなかったが、苗の葉いもちおよびピシウム属菌による苗立枯病の発生を抑制した。、 イネ由来の細菌の中に葉いもちに対する発生抑制が認められた菌株が複数存在したが、安定的な効果は得られなかった。、、 |
カテゴリ | いちご いもち病 うどんこ病 害虫 施用技術 立枯病 低コスト 防除 |