課題名 | 生物の光応答メカニズムの解明と高度利用技術の開発(キノコの光応答メカニズムの解明及び高度利用技術の開発) |
---|---|
研究機関名 |
長野県野菜花き試験場 |
研究分担 |
菌茸部 |
研究期間 | 継H21~25 |
年度 | 2009 |
摘要 | 目的:エノキタケ、ブナシメジ、バイリングに適したLED等の光源及び照明装置を明らかにし、きのこの形質・生産性の向上と省エネルギー化を図る。培養期の青色光の効果を検討する。、、結果:菌糸培養段階の青色LED照射は、培養全期間、培養前期、後期のいずれの照射処理でも子実体形成が優れ、蛍光灯による光照射と同等の増収効果があり、照射適期は、培養後期であることが明らかとなった。培養・熟成期の適正な青色LED照射時期は菌回り完了後の培養40から60日目であり、無照射に比べ菌かき後の生育日数が短縮する効果や有効茎数が増加する事が明らかとなった。バイリングの菌糸培養段階の青色LED照射は、培養全期間、培養前期、培養後期のいずれの照射処理でも、蛍光灯照射、無照射に比べ子実体形成が優れた。光照射処理は、蛍光灯、青色LED照射ともに、子実体の収穫までの日数や収量、子実体特性に影響しなかった。、 |
カテゴリ | えのきたけ かき 省エネ・低コスト化 |