エノキタケの高温域培養適性品種と液体種菌技術の開発による低コスト高生産技術の確立

課題名 エノキタケの高温域培養適性品種と液体種菌技術の開発による低コスト高生産技術の確立
研究機関名 長野県野菜花き試験場
研究分担 菌茸部
研究期間 継H21~23
年度 2009
摘要 目的:エノキタケ高温域培養適性品種を開発するとともに液体種菌技術を開発し、両者による低コストで生産性の高い栽培技術を確立する。、、結果:高温域培養適性育種素材褐色系統「O-66」の担子胞子と選抜した単核5系統を交配して分離集団を作出した。それぞれの分離集団の交配率、生育日数、収量、品質を調査し、その集団の特性を明らかにした。また、その分離集団から収量150g以上の株35系統を選抜し、高温域培養適性の形質を備えているか検定した。その結果、高温域培養適性の形質が後代にも備えられ、栽培特性が良好な組合せと認められる「O-66sp×JB-oiS」及び「O-66sp×6-21-oiS」を選抜した。栽培培地への種菌希釈濃度は300~ 400倍が適することがわかった。培養温度については22℃が適した。栽培試験では、収量・品質を同程度に維持したまま、従来栽培と比べ20%以上の栽培期間の短縮が可能であり、中規模生産者での現地試験でも場内と同様の傾向を得た
カテゴリ 育種 えのきたけ 栽培技術 低コスト 品種

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