課題名 |
水稲の新品種育成 |
研究機関名 |
岐阜県農業技術センター
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研究分担 |
作物部
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研究期間 |
継H20~24 |
年度 |
2009 |
摘要 |
目的:高温登熟性に優れた品種を育成して気温上昇に起因する米の品質低下を改善する。同時に本県の主要施策である「ぎふクリーン農業」を推進するために、稲縞葉枯病抵抗性を持たせることにより、減農薬栽培を可能とする。また、「ハツシモ岐阜SL」の奨励品種採用に向けその栽培特性を明らかにするとともに栽培指針を作成する。 、計画:現有系統について、高温登熟性検定を行い良好な系統について選抜を行う。他の形質についても良好なものについては生産力検定を行う。また、これらの系統や他県育成の高温登熟性に優れる品種系統を用いて交配母本とし、更なる有望系統の育成を行う。また、「ハツシモ岐阜SL」に適した栽培法を確立する。 、成果:高温登熟性検定の結果、整粒率の相対的に高い系統を明らかにした。、 「ハツシモ岐阜SL」の栽培では、生育初期から分けつを得ず、8月初旬にかけて分けつ期を迎える肥培管理が有効であった。また、鉄コーティングによる直播栽培を検討した。、 生産力検定の結果、1系統を有望とした。
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カテゴリ |
病害虫
くり
直播栽培
縞葉枯病
新品種育成
水稲
抵抗性
農薬
肥培管理
品種
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